みなさんこんにちは、パパ見習いの植物男子Kです。
昨年生まれた我が家の娘さん。
まだまだ一人で歩くこともできていませんが、それでも少しずつ逞しくなってきているように思います。

将来どんな夢を持つのかも楽しみですが、例えばもしお医者さんになりたいと言ってくれたら嬉しいなぁと思いますし、そうなったときどのくらい教育費がかかるのかは知っておきたいところ。
今回は医者になるためにかかる費用。生まれてから大学までにいくら教育費がかかるのかをシュミレーションしていきます。
①最初にモデルケースを示し、②その場合どのくらい費用がかかるのかの結論と詳細。③子供二人の場合に年度別にいくら費用がかかるのかを示し、④最後に人生に役立つライフプランシュミレーションについて紹介しています。人生のお金の流れを俯瞰することができるのでそちらもチェックしてみてください(*’▽’)

こんにちは、NKGardenへようこそ。
DIY大好き精神科医のKとハンドメイド大好き薬剤師のなみの夫婦が
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大学までの塾や習い事、学校のモデルケース
⚠今回は習い事や塾に実際にかかる費用のすべてを出せているわけではありませんのでご了承ください。
大学(医学部)までのよくある習い事のモデルケース
実際にどのような習い事をしたいかは子供に選んでもらいたいと思いますが、ここでは費用の概算のため、書籍や自分の経験からひとつのモデルケースを想定して考えます。
・小学校は公立
小学校費用は公立小学校の学校教育費と学校給食費の年間合計10万5000円
引用:学資保険の教科書様
塾代は関西有名進学塾の能開センターの基本と特設コース。テキスト代を計算。
(夏、冬など講習会は別途)

中学、高校費用は清風南海73万円/年や四天王寺中学78万円/年を想定。
(通学費用、制服や入学金などは別途)
・大学は私立か国立かで費用が大きく異なる
国立医学部
・・・6年間で約400万円
入学金27.6万円、授業料58.5万円
私立医学部 学費入学金合計
・・・6年間で平均3000万円
※下宿、生活費用などは別途
▼各種月謝など

①公文式(算数・国語・英語)
1科目 週2回 月7150円
※東京/神奈川 月7700円
→年間 85800円
②ピアノ教室
例 ヤマハピアノ教室 教本除く
3歳 月3回 50分 5500円
年66000円
4-5歳 年40回 60分 7150円 年85800円
小学 月3回 30分 9350円
年112200円
③水泳教室
1か月 5000円ほど
④テニス
ジュニア 月5000円~
モデルケースでいくら教育費が必要なのか?

先ほどのモデルケースの場合どのくらいの教育費が必要になるのかを計算してみた結果がこちらです。
高校までの教育費と習い事費用は?
・小学校に60万
・習い事に120万
・塾代220万~
・私立中学、高校で500万~
合計で高校卒業までに900万ほど
※食費、制服、教科書代などのぞく
私立医学部の場合…一人当たり学費だけで4000万~
(高校まで900+大学3000)
国立医学部の場合…一人当たり学費だけで2600万~
(高校まで900+大学400)
(住居費や生活費は含めません。)
補足:大学までの費用を年齢別に計算したもの
まずは全体図ですが、個別に見ていきます。
▼0歳~5歳
あくまで仮の計画表で、実際3歳や4歳からピアノやテニスを始められるのか、始めるべきかというと難しいように思います。自分でも習い事の多くは小学生になってからでしたので…。とはいえ今回は考えうる最悪??のケースで考えています。
・0歳は、本の読み聞かせや、家や公園で動きまわって遊んでます
・1歳~2歳は、知育のおもちゃやドリルをやれたらと思ってますが、やっぱり公園を走り回ったり、友達を作ったり、遊びまわってくれたらいいかなと考えてます。
・3歳~実際に習い事を始めるのは幼稚園が始まる3歳。
くもんは英語や国語も気になりますが、今のところ算数はやってもらおうと思ってます。
水泳は命を守るのにも大切なので出来れば習わせてあげたい。
→でも平泳ぎまで出来たらやめてよし
ピアノ、指を使うピアノは頭がよくなる効果あり
僕はバイエル終わったらやめたので、それまでできたらやめていい
テニス
僕はサッカーをしていたけど、運動が出来るのは子供の自信にもつながるし、体力アップにも効果的。種目は何でもいいので運動にはぜひ挑戦させてあげたい。
幼稚園、保育料
ありがたいことに保育料が無償化されているため、食費やその他の費用は別ですがここでは計算から外しています。
▼6歳~11歳
ついに小学校にも入学し学費がかかり始めます。
さらにもし小3から学習塾に通うとすると、学年が上がるにつれて費用も上がり小6のとき最大に。特別講習の費用などがこれよりさらにかかることも想定しないといけません。

公文で算数の計算力を鍛えて、予定では小学2年で卒業。その他の習い事も子供の希望も聞いた上でですが、暫定的に4年生まででやめる予定にしてます。
塾は小3が週2回、小4が週3回、小5が週4回、小6は週5回+αとだんだんしんどくなっていくようなので、小学5年生からは絞った方が体力的には無理がないと思いますが、でもどうしてもやりたいというなら話し合います
▼12歳~17歳
私立中高一貫校に・・・今回、中学や高校時代に塾には通う想定をしていませんが、少なくとも高校時代にも塾通いも必要になるようです。

進学校で高2までに高3年までを終わらせるのが普通で、それについていくだけでもしんどいのに、さらに塾・・・。少しでも負担にならないように考えてあげたいものです。
▼18歳~23歳
いよいよ大学編になります。私立医大にいくか、国立医大にいくかで、かなり学費が変わってきます。6年間で平均的なところで計算すると、私立医大は3000万で国立医大は400万弱。

確かに国立医大なら私立に比べてお金はかかりませんが、その私立医大でも最近は競争が激化していて難易度が上がっています。私立医大でも十分頑張ったと僕は思います。
子ども二人の場合にかかる教育費を年度別に
~2031年まで

…まだ生まれてないのであくまで仮定ですが、二歳差の二人の子供がいると仮定。教育費は徐々に上がっていき、2031年つまり今から10年後には1人目が小学6年生、2人目が小学4年生になっていると想定すると、2人合わせてその年に学費は160万以上かかります。
2034年には二人ともが中学校に進学。
授業料だけで年間156万。中学、高校の塾代もいるとなるとさらに学費は増えそうです。
そして2038年~最終章
現役合格したと仮定すると一人目の大学入学の時期になります。私立医大の平均学費は年間500万。もし2人とも私立医大にいったら、学費だけで毎年1000万かかる魔の4年間がやってきます。
まとめ

今回は生まれてから大学医学部までの学費と習い事にかかる費用を毎年ごとにシュミレーションしてみました。医者になるためには、生活費とは別に小さいころから塾や習い事など多くの教育費がかかり、国立でも一人当たり2600万円以上、私立の場合4000万円以上の費用がかかることが考えられます。
医学部医学にも東大や有名私立大学に入学するためにはやはり多くの教育費が必要になります。用意するなんてとても無理と思われるかもしれませんが、実際には奨学金という手段もあります。必要となる費用を事前に把握しておくことで、浪費を抑え貯蓄の意識も高まりますし、適切な場所に投資することで時間を味方につけることもできます。
生まれた直後からこのような計画を立てることに批判的な考えの方もおられるかもしれません。もちろん実際子供がどのような道に進むかはわかりませんし、親としてよかれと思っても子供にうまく伝わらないこともあるかもしれません。子供がやりたいと思えるというような環境づくりや体験を重ね、時に遠回りかなと思えるようなことでも子供の意欲を応援し、一緒に道を探して行けるような親でありたいと思っています。
人生のお金の羅針盤「ライフプランシュミレーション」

〇ライフシュミレーションとは
最後におまけになりますが、子育てに限らず人生において、結婚や子どもの誕生、教育費、老後など人生におけるお金の動きを一覧で確認することができる羅針盤を作っておくと安心です。
老後までに必要なお金が足りなくなって困ることを防いだり、逆に死ぬときにお金を残ったものの若い時にもっと自分や家族との時間を増やせばよかったという後悔を防ぐことが出来るのです。
調べてみた中ではスルガ銀行のライフシュミレーションが分かりやすかったですが、ほかにもいくつも同様のサイトがあるのでチェックされるのもおススメです。

出典:スルガ銀行 ライフプランニングシュミレーション
生まれていない子どもはマイナス2歳などと表示することもできるので、子供がまだという方でも将来のプランをおおまかにイメージするのにも役立つのでぜひ一度チェックしてみてください。
ではまた(*’▽’)