子育て

医者になるまでの教育費を積み立てる3つの方法

みなさんこんにちは、パパ見習いの植物男子Kです(*’▽’)

以前の記事で、生まれてから医者になるまでにかかる習い事や学校などの費用を試算しました。やはり多額のお金がかかり、特に2人を私立医大に入れる場合、教育費だけでも25年間でトータル7800万以上かかってきます。

医者になるためにかかる費用
【国立/私立】医学部までの教育費がいくらかかるか計算してみた。医者になるためにはいくらかかるのでしょうか?生まれてから大学までの学費や習い事の費用を、典型的なケースを通じてシュミレーションをしていきます。...

くもん、ピアノ、スイミングなどを小学校途中まで・・・120万

小学校の費用に・・・60万

小学塾代に・・・220万~

私立の中高一貫に・・・500万

医学部 国立/私立に・・・400万/3000万

これだけの資金を貯めるためには毎年どのくらいの積み立てが必要なのか。データーをもとに計算してみました。

2人の子供がいたとして私立医学部に通わせたとしたら学費だけで25年後までに8000万近くのお金がいるかもしれないんだ。
植物男子K
植物男子K
なみ
なみ
8000万円…貯金がんばらないとだね(;’∀’)
そうだね。でも単純に貯金するだけじゃなく、学費を用意する方法として投資も考えてみるといいと思うよ。
植物男子K
植物男子K
なみ
なみ
え?でも下がっちゃったりして危なくない?それなら保険の方が安全なような…(;’∀’)
確かに不安はあるよね。投資に絶対はないけれど、長期間運用することで高い確率で教育費も増やすことが出来ると僕は考えてるんだ。
植物男子K
植物男子K
にゃんごろー
にゃんごろー
ふむふむ
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医者になるまでの教育費を積立投資で用意するには

7800万円という資金を25年間で用意するにはどうすればいいのでしょうか。僕自身は投資を活用してその金額を用意することがベストだと考えていますが、一般的な方法などとも比較してみたいとおもいます。

なお今回はインフレによる学費の上昇などは考慮しないものとします。

 

①貯金する

教育費を用意するためにもっともオーソドックスな方法の一つは貯金だと思います。この場合に利息はほとんど0なので、ここでは7800を単純に25(年)で割って計算すると毎年312万円つみたてなければいけません。

・必要になったときいつでも使える。
・元本割れのリスクがない
・ほぼ増えないので最も多くの額を貯めなければならない。

 

②学資保険

学費を貯める定番の商品で、赤ちゃんの無料パンフレットでも当然のように紹介されています。親がなくなったときに払わなくてよいなどの利点もありますが、高い手数料をとられてしまい、現在では良いものですら返戻率105%、つまり25年間で5%しか増えません。計算すると必要な積み立て額は毎年297万円 になります。

・半強制的に積み立てが行えるため貯めるのが苦手な人には向いている
・親が途中で死亡した場合の保険機能あり
・途中でお金が必要になっても解約しにくい
・解約した場合元本割れの期間がある。
・お金を増やすための投資だと思えばコスパが悪い。

③株式投資

米国の株式指標に連動した投資信託なら、これまでの実績で年間7%近くの成長を続けていますが、今後もそうなるかは分からないという前提のもと、仮に毎年5%ずつ増加すると見積もった上で試算しています。

平均利回りが5%を想定した場合、毎月13万円、毎年156万円積み立てれば、25年後には7800万円になる計算になります。

手数料の低い(0.1%前後)
全世界か米国優良企業などの
ETFか投資信託
長期で積み立てることができれば
最も少額で必要が資金を作れる可能性がある。
・投資のつもりが詐欺に合う人もいる
・暴落時などのため続けられない人もいる
必要時に暴落してしまっている可能性がある

でも実際にはこの通りにはいきません。毎年学費や教育費がかかるからです。さらに利益にかかる税金などを計算する必要があります。

教育費を払いながら投資をする場合のシュミレーション

そこで前回作ったシュミレーションを利用することで、25年間の学費を払うためにいくら積み立てていけばいいのかについて計算してみました。

結果は毎年232万円

つまり月に19万3333円を25年間積み立てればこれらの学費を払うことが出来ます。

クリックで拡大できます。

注:計算の詳細は省略します。

投資で25年後に7800万円を作るために必要だとされた毎月13万円に比べるといささか高額となっていますが、投資期間中にも教育費はかかってきますし、投資で増えたものも売却時に20%の税金がかかってしまうことを考慮すると、実際に必要な積み立て額は増えていきます。

残念ながら多額であることには変わりありませんが、ここから言えることは毎年297万円のつみたてが必要な学資保険や312万円を積み立てなければいけない貯金だけよりも、いくらかでも投資によって学費を育てていくほうが報われる可能性が高いということ。もちろんリスクはありますし、適切な投資をし続けるためにはある程度の勉強も必要になります。

今回は医師になるための学費として貯金、保険、そして投資の3つの方法について考えましたが、どのような道を目指す場合でも学費を貯めるために「投資を活用する」という考え方もあるということをぜひ検討して頂けたらと思います。

ABOUT ME
植物男子K
植物とDIYをこよなく愛する植物男子兼精神科医。 大学時代は和食さとで料理と自炊の腕を磨く傍ら、水にぬれたプリント化粧板の家具がふやけたことに衝撃を受け、本物の木の家具に憧れを抱くも、高すぎる大塚家具に絶望しDIYに目覚めた過去を持つ。

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