こんにちは、パパ見習いの植物男子Kです。
我が子を幸せにしてあげたいと願い、いろいろやってみたけどうまくいかなかったという思いを持たれている方も多いのではないでしょうか。みなそれぞれ家庭環境が違う中、子育てに確実な成功法はなく、失敗と成功を繰り返しながら少しずつ前に進んでいくものだと思います。
そのような中で「失敗から立ち上がらせることができるか」には「親と子供の信頼関係が大切」です。経験や様々な書籍を踏まえ、今回は「子どもを失敗から立ち上がらせる親のマインド」について考えてみたいと思います。

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子どもを失敗から立ち上がらせる親のマインド
○どんな優れた子育てにもリスクはある

親ならば大なり小なり自分の子どもに幸せになってもらいたいと考えるものだと思います。でも親がどれだけ手を尽くしても、必ずしもうまくいくとは限りません。優れているという勉強法や習い事をさせたとしても、子どもの性格や子どものおかれている様々な要因によって、ときに理想とかけはなれた状況に至ることもおきてきます。
僕自身も幼少期からスイミングやサッカー、ピアノ、そろばんなどを習い、小学4年生からは塾にも通っていました。そのおかげもあり地域トップの私立中学に入学しましたが、その後ゲームを巡って親と衝突し、生活リズムを崩し、ゲームを捨てられ、結果ひきこもりになったこともあります。
親が今までしてきてくれたことを思えば、取るに足らない処置だったといえますし、「勝ち組が育つ家庭はしつけが違う」にもゲームばかりする子どもに対しては、「あまりにも目に余る場合はゲームの線を切り処分することで親の本気を示したことで子どもが勉強するようになった」と美談が載せられていることもありました。
このように一般に正しいとされていることをしたとしても、上手くいかないことは現実によくおこってしまうのです。
なおこの書籍「勝ち組が育つ家庭はしつけが違う」は非常に参考になる良書でした。しかしこのゲームに関する対処の部分だけは立場上そして経験上、いささか危うさを感じました。そのような劇薬は一か八かの掛けであり、僕の場合は家の壁に穴をあけ、ガラスを割り、ニートになりましたが、最悪の場合、親を殺したり、自分が自殺するといった取り返しのつかない事態に発展することも考えておかなければなりません。
普通そんなことはしないだろうという常識ではかることは危険です。現に宿題が終わっていなかったために自殺したなんていう考えられない悲劇も報道されているのですから。追い込まれた子どもは何をするか分からないということは想定しておくべきことではないかなと思います。
※参考 若者自殺、夏休み明け最多 学校再開で精神的負担か 日経新聞
医療現場の話になりますが、どのような治療を行う際もかならずその薬の効果と副作用を説明します。成功率は何パーセントなのか、どのような副作用が考えられ、どのくらいの割合で起こるのか。これを説明せずに副作用が起きた場合、例えば抗うつ薬を処方された若者が衝動性の亢進から自殺したという場合、訴訟に巻き込まれてしまうことは免れえません。
日本の教育現場において人権やモラルなど構造的な困難さもあり、数字としてのエビデンスが得られにくいことは理解できますが、せめて可能性の言及はなされるべきだと感じました。
話は戻して・・・
○理想は理想、どんな時も子どもを信じ、親子の信頼を作る。

勉強やスポーツに挑戦したりする中で、良い学校、幸せな将来を願うのは多くの親の願いですし、自らの身を削って子どものために努力されることは美しいことだと思います。
しかし同時に、のめりこみすぎた結果、親が子どもに理想を押し付けてしまったり、親が冷静でいられないことが起こりがちです。上手くいかなかったとき、子どもにイライラしたり、感情的になってしまい、子どもとの信頼関係が崩れてしまうことは絶対に避けなければなりません。
大切なのは子どもとの信頼関係。子供と軽んじず、子供の意思を最大限尊重すること。まだ実際子育ては始まったばかりの青二才が言うのも恐縮ですが、主役はあくまで子どもの心なのだろうと思います。
将来のために受験に必死になっている家庭も多いとおもいますが、これの成功と失敗はあくまで現時点のことでしかありません。
仮に、第一志望の中学、高校にはいれなくても、子どもと親の信頼関係がしっかりしているならば何度でも取り返しがつきます。第一志望のビリで入学するより、行っている所でトップを目指すことが結果的に将来良い結果につながる可能性もありますし
最悪もし、学校に行けなくなったとしても、そのときは頭ごなしに否定したり、無理に励ますのではなく、いったん立ち止まって、子どもの話を聞くのもいいかもしれません。
「親は話を聞いてくれる、どんな状況になっても応援してくれる」という安心感のある家庭は子どもを新たな挑戦する意欲を湧き上がらせる根源になるはずです。
どんな選択にも絶対の正解はありません。いろいろな情報を得て、想定し、想定外も想定したうえで、なんとかなるというマインドを家族で共有しておくことが失敗を恐れない挑戦できる子どもを育てることにもいいのかもしれません。
自分は親に反発し挫折した人間ですが、試行錯誤しながらも最後まで支えてくれた親に感謝しています
まとめ

今回は子供を失敗から立ち上がらせるマインドについて考えました。
ポイントをまとめると
1⃣子育てに正解はなく、優れた子育て法で時にうまくいかないこともある。
2⃣それでも親子は失敗と立ち直りを繰り返しながら成長する。子供をうまく立ち直らせることができるかは〇〇を禁止するなど細かな部分ではなく、子供との信頼関係が作れているか。
3⃣子供との信頼関係を作るには、子供をただ子ども扱いせず、ともに考え、どんなときも子供を信じる親のマインドが大切。
自分は正しく子育てが出来ているのだろうか、これでいいのだろうかと悩むこともあるかと思います。そんな時は原点に戻って子供としっかり話ができているか、子供と信頼関係が作れているかを思い返してみるといいかもしれません。
ではまた(*’▽’)