子育て

なぜ国語を学ぶ必要があるのか~詐欺に騙されないために

詐欺に合わない。国語を学ぶ意味とは

こんにちは、パパ見習いの植物男子Kです(*’▽’)

2020年7月に生まれた娘さん。

ちょっと早いけど…いつか国語の勉強を見てあげられるようになりたい(*ノωノ)

ということで最近国語について学んでいます。

 

最近読んだのはこちらの2冊。

①福嶋隆史氏の「『本当の国語力』が驚くほど伸びる本」

・・・子どもの国語力を高めたい親のために、「読解力」や「論理力」を具体的に伸ばすための考え方や方法を伝授してくれるメソッド本。

 

②出口汪氏の「国語が変わる」

・・・SNSなど情報が氾濫する現在に求められる今の国語力を身につける戦略を総合的に論じた本。

 

これらをもとに「子どもに教える国語のこと」というテーマで、今回は「なぜ国語を学ぶ必要があるのか」について考えたいと思います(‘ω’)ノ

にゃんごろー
にゃんごろー
ふむふむ
■はじめに

こんにちは、NKGardenへようこそ。

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なぜ国語を学ぶ必要があるのか

適切に情報を取得し考える力を得るための国語力

「国語って日本語だし、なんとなく解けるし、どう勉強したらいいのかよくわからないという方は多いのではないでしょうか?」

っていうのが国語の参考書のお決まりの導入文だったりするんですが、確かにそうですよね。

どう勉強すればいいかはまずは置いておくとして、なぜ国語を学ぶ必要があるのか。国語を勉強したら何が得なんですかというのが分かれば国語を学ぶ意欲もわいてくるはずです。

 

国語を学ぶべき理由。

抽象的にいえば、それは「適切に情報を取得し考える力を身につけるため」と言えます(‘ω’)

人は他人とのコミュニケーションを通じて情報を得て、その情報を利用して何らかの行動をしています。

その中で、

①他人の話していることを理解し情報を得る📝

②その情報を元に考えて行動する♬

というアクションがなされますが、これを国語に当てはめると

①は読解力

②は論理的思考力

が必要な作業といえます。

つまり社会を生きるということは常に国語力が試されると言えるのです。

逆に言えば国語力がなければ、社会にあふれる情報の何が正しくて、何が間違っているのかを正しく自分で判断することができません(+_+)

 

実例から考える国語の必要性

「抽象」的な話はつまらないので「具体」的に考えてみましょう

今年も多くの詐欺が世の中を騒がせました。

・かんぽ生命の保険詐欺

・レオパレスのサブリース借り上げ詐欺

・ジャパンライフ投資詐欺

・自称Google出身のインフルエンサー

 

せっかくなのでこれらを超現実的な国語の問題と考えてみましょう。

投資の話は算数的な話も入ってくるかもしれません。

 

では問題 ビックリマーク

「これから年金が枯渇する、2000万円必要だ」というニュースがやっていました。不安に感じていたところに人の良さそうな営業マンが訪ねてきました。「あなたの生活に安心を届けるためのおすすめの商品がある」と申しております。

以下の営業トークを聞いて設問に答えなさい。

問1.

老後が不安なら個人年金保険がおすすめですよ。いい商品が出たんです。乗り換えませんか? 

A:新しい保険に入る

B:新しい保険に入らない

 

自分の利益のために無駄な保険を契約させる営業マンを相手にするな。

 

 

問2.

相続税対策としてレオパレスのマンションで節税しましょう。30年間サブリースなので安心ですよ。 

A:マンションを建てる

B:マンションを建てない

 

事業として成り立たたない不動産投資をささやく営業マンに騙されるな。

 

 

問3.

投資に興味がありませんか?安部首相からさくらを見る会の招待状がくるほど、わが社の投資は信頼性があります。磁気治療機に投資しませんか? 

A:投資する

B:投資しない

 

→なにも分からないけどお金を増やしたい高齢者をカモにする企業に近づくな

 

 

問4.

実は私はグーグル出身のインフルエンサー。こんなに贅沢な生活をしています。間違いなくもうかりますよ。さあ行動しましょう!

A:サロンに入る

B:サロンに入らない

 

→経歴を詐称し無垢な若者を吊り上げるインフルエンサーに近づくな。

 

いかがでしたでしょうか?

当然ですが、すべてBが正解

人の不安や向上心を巧みに利用して、罠にはめる詐欺師が世の中には当たり前のように存在しているのです。

 

世の中の生き抜くための読解力と思考力の重要性

これらはすべて社会問題になった詐欺事件ですが、現実にはそれが詐欺なのかそうでないのかを見分けることが非常に難しい難問もあります。仕事で成功するためや家族を守るためには、これらの大人の国語の問題に自分自身で答えを出す必要があります。

そのためには氾濫する情報を選別し、その主張がただの意見なのか、事実なのかを見極める力、つまり読解力と論理的思考力が必要なのです

 

よく学校の勉強は社会の役に立たないという言葉も耳にしますが、

社会を知らなければ、世の中のしくみに気づかない

理科をしらなければ、科学や世界の常識を理解できない。

算数をしらなければ、お金の損得も計算できない

国語をしらなければ、何も考えることができない。

 

自分で考えるために必要なのが勉強であり、その根幹をなすのが国語力なのだろうと思います。

まとめ

今回は子どもにはなかなか言えないような残念な理由から国語が必要な理由を書きました。

とはいえ出口先生の「国語が変わる」では、情報を得て、調べて、自分で考える力が今後の教育で問われるようになる。SNSなどから子供を遠ざけるという温室栽培のような処置は、実際の罠だらけの社会に出た時に対応できないというようなことも指摘されており、隔離するだけでなく、情報の裁き方も子どもに伝えていくことも必要なのかもしれません。

純真な子供たちのこころに配慮しながらも、社会に出た時に自分を守るための知識をうまくつけさせてあげれるよう今から考えたいと思います。

ということで、これからもなんでも学んでいきたいですね

ではまた(‘ω’)ノ

ABOUT ME
植物男子K
植物とDIYをこよなく愛する植物男子兼精神科医。 大学時代は和食さとで料理と自炊の腕を磨く傍ら、水にぬれたプリント化粧板の家具がふやけたことに衝撃を受け、本物の木の家具に憧れを抱くも、高すぎる大塚家具に絶望しDIYに目覚めた過去を持つ。

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