みなさんこんにちは、パパ見習いの植物男子Kです (*’▽’)
昨年7月に生まれた娘さん。

ちょっと早いけど…いつか算数の勉強も見てあげられるようになりたい。というわけで算数についても学んでいます。
前回は
・小学校で習う算数と中学受験の算数は別物だ。
・小学生に算数を教えたい大人はいったん数学を忘れて算数を学びなおす必要がある。
というお話を書きました。

今回は、いろんな書籍や自分の経験から中学受験算数が出来るようになるための基本的な戦略について考えていきます。
参考にしたものはこちら↓
〇数学に感動する頭をつくる 栗田哲也氏
数学オリンピックに出るほどの子供を指導する数学のプロが語る、数学を好きになるための道のりを必死に模索されていることが伝わってくる本。
〇中学入試レベル 大人の算数トレーニング 栗田哲也氏
数学を考えられるステージに立つために、まずは美しい数学の世界をたくさん見て覚えて数学を好きになってほしい。ついている中学受験算数の問題は大人でもやりごたえあり。
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〇中学受験 算数の成績が上がらない理由 安浪 京子氏
中学受験に挑戦している子どもたちは大変なことに挑戦している。算数が苦手な子の特徴、塾や家庭で必要な取り組みについて解説されている本。
共通して言える基本戦略は単純で、小学3年生くらいまで計算能力を鍛えて、その貯金をもって4年生からは型を覚え、考えることに集中するというもの。
残念ながら国語にあったような「そうだったのか」は残念ながらありません。算数は1日にしてならずなのです。
ということで具体的に考えていきます。

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算数は計算力の土台の上に思考力が育つ
〇算数は計算力の土台の上に思考力が育つ。

みなさんは算数というとどういうイメージを持ちますか?
計算がいっぱいで・・・
いやいや解き方を考えるのが難しい・・・
そう、算数というと計算がありますし、文章問題や図形の問題などがありますよね。算数という科目を得意になるためには、やはりまず人並み以上の計算力が必要です。
計算が早いということは、その部分に時間とストレスがかからないということになり、この後にくる「考える」というステップでも有利になるんです。
そうなると多くの問題に触れることができ、算数に大切な解法パターンという経験値を貯めていくことができるようになります。
そして何より他の子より計算が早く出来ると「算数大好き!」という謎の算数愛が芽生えやすく、算数好きの変わり者になっていくこと可能性が高いです。
○暗記も有効、覚えちゃえ
例えば13×13は? 15×15は? 17×17は?と言われて瞬時に169、225、289と答えられたり
円周率3.14×〇〇といった簡単な数字を暗記していれば計算時間を圧倒的に短縮することが出来ます。
正確で素早い計算力は算数を考える時間を作ってくれる
計算力を幼少期から鍛えるにはどうすればいいか論
王道の公文vsそろばんの2強

佐藤ママさんの「1~2歳から公文に入れていた」との話や「東大生の1/3は公文式に通っていた!」などが話題ですが、計算力を鍛えるという意味で公文式やそろばんが有名かもしれません。
ここで本の中にあったプロの方の意見を見てみると
栗田哲也さんという方は、小学生の数学オリンピックを狙う子どもたちを教えておられるほどの数学のプロフェッショナルな方なのですが、書籍内で以下のように書かれています。
「数学オリンピックを狙う子供たちを見て気づいたのはみな幼少期に公文式に通い、2年生ほどで卒業し、塾に移動しているという点である。」「公文などとと思っていたが、認めざるを得ない」
安浪 京子さんという方は 神戸大学で教育について学ばれた後、関西屈指の中学受験の予備校浜学園の人気算数講師を務められ、その後早稲田アカデミー、サピックスでも教鞭をされたご経験のある第一人者の方。
その中で興味深かったのは
・「ソロバンと公文だと公文が良い」
・「塾では算数を2年半のプロジェクトとして考えているので塾は4年生から」
といったところ。
これらを総合するとやはり公文式を幼稚園頃から初めて、小学3年生頃までに小学6年生までの計算をやり終えて、塾に移動することが王道のパターンのように思えます
しかしそろばんを推す声も多く、書籍でもそろばんvs公文式の優劣を示す研究データーは示されておらず、この戦いの結論は出ていません。
〇お金をかけずに計算特訓はDIYできるかも?

僕自身は小学校2年ごろからそろばんを習っていました。それもあって小学生時代は比較的計算が得意でした。
そのほかに効果的だと考えているのが親が見てくれていた計算ドリルをやる習慣です。小さい時から父親が計算ドリルを買ってきて「これをやったらドラゴンボールを見ていい」とやらされていた(?)のを何となくですが覚えています。
公文式にしてもそろばんにしてもお金がかかる習い事です。算数を得意にしてあげたいと思っても経済的に厳しいということもあるかもしれません。
そんな中で子供の計算能力を伸ばしてあげるためには、そろばんや公文式に行かずとも、楽しく家で計算ドリルをやる習慣をつけていたりすれば代用が効く可能性があります。
公文を経験していない僕には断定できませんが、お金を賢く節約したい場合は、我が子と愛情をもって計算ドリルをやりまくるDIYスタディをしてみるのもいいかもしれません(*’▽’)
○計算力が完成したら、算数の知識や解法パターンを貯めていく

計算をしろと言われるだけでアドレナリンが出てくるほどの変態になれたなら次は算数の知識やパターンを覚えていく段階に入ります。
ここで面白いのが、栗田哲也氏が書かれていたこちらの言葉
「自分で考えることが必要だが、訓練するべきことを深く考えて数学が嫌いになるなどという間違いを犯してはならない。」
よく「数学の公式は暗記するな。導けるようになれ」というように、深く考えることが美談として語られることも多い印象でしたが、数学のプロフェッショナルの方が言われるこの言葉は、数学オタクではない我々には心強いお言葉ですね(*’▽’)

・・・
おっと。
中学算数のお話でした。
計算が得意になったら、次は算数の解法パターンに慣れよう。考えるのはそこそこに、まずは美しい算数の問題を多く見てその経験をため込もう
ここまでくれば多分算数は十分得意科目になっているはず( *´艸`)
でもまずは計算力。鍛えていきましょう
ではまた(*’▽’)
