今回はDIYをするときに使えたら便利なんだけど、騒音とかあってマンションでは使いづらい…という道具を5つ、必須度とあわせてご紹介したいと思います。

- インパクトドライバー(必須度★★★★★)
- サンダー(必須度★★★★)
- ハンマー(必須度★★★)
- トリマー(必須度?)
- 丸鋸(必須度★)
インパクトドライバー(必須度★★★★★)(騒音度★★★)

使いたいけどマンションDIYで使いにくい工具、一発目に紹介するのはインパクトドライバーです。
DIY初心者に絶対必須の道具7選で紹介してたのになぜ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。そうです。インパクトドライバーは、DIYに必須であることは間違いないんですけど、実は結構騒音もあるということをお伝えしたかったのです。


インパクトドライバーで出来ることは?

DIYの基本中の基本といえますが、インパクトドライバーでは以下の二つのことがラクチンにできます。
- 木材にビス(ネジ)を打ち込む
- ドリルで木材に穴を掘る
インパクトドライバーの騒音?
インパクトドライバーにはかなりのトルクがあり、ビスをすばやく木材に打ち込むことができますが、負荷がかかったとき「ガガガガ・・・・!」というドキドキする金属音が発生します。
音的にはかなりうるさい部類に入りますが、連続して発生し続けるわけではないので時間当たりの騒音量はそこまでではない印象です。とはいえマンションで使うのはリスクが高いです。18~19時以降の夜間は使用を控えたほうが無難だと思います。
インパクトドライバの騒音対策は?

・手でやる?・・・×
代替案としてそれぞれ手でやることもできますが、これをすべて手でやっていては貴重な時間がいくら合っても足りません。時間は有限で、これを手でやるくらいならDIYはやめたほうがいいでしょう。マゾでない限りお勧めできません。
・ビスを打つ前に補助穴を開けておく
インパクトドライバーに強い負荷がかかったときにうるさい音がでるので、たとえばビスを打つ場合は、あらかじめ細めのドリルビットを使って補助の穴を開けておくと手間はかかりますが、音がかなり軽減されます。
・ドリル穴も段階的にあける
同じようにインパクトドライバーで穴を開ける場合、いきなり大きめのドリルを使わずに小さめのドリルで補助的に穴をあけてから大きいものに切り替えると騒音は抑えることができます。

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サンダー(必須度★★★★)(騒音度★★★★)

DIYでは買ってきた木材の角や表面の滑らかに研磨する必要がありますが、手作業のサンドペーパーだけで研磨するのには限界があります。大きめの家具を作ろうと思う場合はなおさらで、僕も音は気になりながらも購入しています。
サンダーの使い方は?
サンダーはサンドペーパーを取り付けて、電気の力で木材の研磨を行なうことができる機械です。サンドペーパーでも同じことが出来ますが…
例えるなら「歯磨きを手でやるのか、電動歯ブラシでするのか」に似ているといえるでしょう。歯磨きも1回だけでいいなら手でもいいのですが、100人分の歯磨きをしないといけないとなったら・・・手が疲れちゃいますよね。
サンダーの難点

サンダーの困るところもやはり騒音です。イメージは重低音の効いた掃除機ですね。サンダーの騒音はそこまで大きくありませんが、木材の面や角を落とすのに比較的長時間、連続的に使用することが多く、振動もあるため重低音が響きやすい印象です。
対処法
これもインパクトドライバー同様に時間を考えて使用すること。あまり連続で使わないでいいようにこまめに作業することなどが考えられます。
僕の持っているタイプが残念ながらパワー調節が効かないタイプのものですが、もし購入する場合はパワーの調節できるものか、小型で音が静かなものがおススメです。
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Black&Deckerのものは速度の変則が可能です
参考 カミヤ先生のDIY!家具教室様より
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調節はありませんが、小型で音も小さく取り回しがよく注目です。
参考 カミヤ先生のDIY!家具教室様より
ハンマー/かなづち(必須度★★★)(騒音度★★★)

ハンマーで出来ること。
ハンマーといえば、釘をうったりするのに使う比較的なじみ深いアイテムですよね。DIYではビスを使うことが多いのですが、例えば引き出しの箱を作るときなどにハンマーを使うことがあります。ビスを打つには幅が狭いときなどに細い釘を使うことがあるからです。
また木ダボを使った接合のときにハンマーでたたくことでうまくはめることができたりします。
ハンマーの難点もやはり音。
ハンマーで釘を打つ場合にもかなり甲高い音が響きます。マンション内で何度も釘を打つような場合、やはり気になります。
対処法
引き出しの箱を作るときなどにはタッカーで固定するという代替案があります。ただし見た目は釘+ハンマーの方が良いと思います。
トリマー(持っていません)(必須度?)(騒音度★★★★★)


トリマーとは?
トリマーは以下のような木工用の工具で、主な用途としては以下の二つがあります。
- 木の面取り(机の端の角を落として様々な形に加工すること)
- 溝切り(木の板の表面に溝を掘ること)
これを活用することで例えばこんなこともできます。
- ガラスを埋め込んだドア
- 凸と凹を作成してダボ継ぎより精度の高い板を接合ができる
- 机の角を丸く安全に出来る
DIYのさらなる高みを目指される方にとっては必須の道具と言えるでしょう。
しかしマンションの民にとってはかなりハードルが高いアイテムです。
とにかく音が半端ないのです。
ここでは参考としてYOUTUBEでDIYの解説をされているカミヤ先生の動画を参考にご紹介させていただきます。
ぎゅい―――――――ん( ̄▽ ̄)
これはマンション勢には無理です(笑)
過去のYahoo知恵袋でもこのようなやり取りが…



やはりマンションの民にはハードルが高すぎのようです。
なのでマンション住まいの我が家ではトリマーの購入はお見送り。
マンション勢には…おすすめはしません。
丸鋸(持っていません)(必須度★)(騒音度★★★★★)

丸鋸も持っていません。理由はやはり騒音。
確かに自宅ですぐに材料を一刀両断することが出来れば、作業ははかどるかもしれませんが、限られたスペースと騒音に気をつかうマンションではハードルが高いアイテムだと言えます。
代替案

- ホームセンターのカットサービスを利用する。
- 最小限のものだけ手動のノコギリを使う。
これらを併用すれば、場所と騒音の問題もクリアでき十分支障なく取り組めると思います。

まとめ

今回はマンションでDIYをしている民として、主に騒音の面からDIYの工具についてご紹介しました。理想を言えばこれらの工具はすべて欲しいですが、限られたスペースと騒音のことを考えて、スパっと諦めることも重要です。
必要最低限のものでも工夫やアイデアによって、満足のいく素敵なものが作れる可能性は十分あるとおもいます。というわけで今回も何かの参考になれば幸いです(^^)