こんにちは、DIY大好き植物男子Kです。
前回、DIYの魅力と始めるのに絶対必須の7つ道具について書きましたが、今回もひきつづきDIYをするために、是非とも揃えたい5つの道具をご紹介します。


- 塗料
- サンドペーパー
- SPF定規
- タッカー
- ダボ錐&ダボマーカー&木工ダボ
今回はこの5点を選んでみました。
・材料の木材を着色したり、汚れや劣化から守ってくれる塗料。
・サンドペーパーは木材の角やざらつきをこすり落とすことで安全性を高めてくれます。
・SPF定規とは、DIYの材料としてよく使われるSPF材という木材専用の定規のこと。
・タッカーは布や薄い木材などを固定するのに役立ちます。
・ダボビット+ダボマーカー。くぎの穴を隠したり、釘を使わずに木材をくっつけることができ、作品の見栄えや幅がひろがります。
ここまでの道具を使いこなすことができたら、もう初心者は卒業と言っていいかもしれません。それではさっそく見ていきましょう、使い方とともに解説します。
・塗料

塗料の働きは着色と保護
塗料の働きは木材などに色を付けることだけではありません。汚れを防止したり傷から守ることも塗料の大切な役目だったりします。
●木材用の主な塗料
- 水性ステイン/油性ステイン
⇒主に着色用途。塗膜をはらず木材の保護作用はなし - 植物オイル/
⇒木材に浸透し、内部から保護塗膜を形成する。 - ワックス
⇒木材表面に塗り込むように使用。木材の保護とつやが出せる。 - ニス
・アクリルニスは塗膜が薄く耐久性に難がある
・ウレタンニスは塗膜が丈夫で、木の質感はなくなるが耐久性が高い。 - エナメルペンキ
⇒いわゆるペンキで木材の質感は残らないが、保護作用はあり - 屋外用
⇒雨や紫外線などから木材を守る高い耐久性を持つ
〇我が家はオイル系のワトコオイルを愛用

我が家でよく使っている塗料の一つがワトコオイルです。ワトコオイルはアマニ油が原料のオイル系塗料で、良さはいくつもありますが、
- 塗りやすくムラにならないところ
- 塗った瞬間使い込まれたかのような味わい深い色が出る
- 木の質感を残しつつ着色と木材の保護が出来るところ
逆に気になる点としては
- 時間経過とともに風合いが変わる(古木風に)
- ワックスやオイルによるメンテナンスが必要
ワトコオイルは木の質感を感じられる家具を作りたい方におすすめの塗料です。
〇屋外用塗料

屋外で使用する家具や木材には屋外用の防腐、防虫、防UV効果のある塗料を用います。
定期的にメンテナンスを行えば屋外のものでも長持ちさせることができますよ。
◯水性塗料がオススメ
選ぶ場合は水性のものをオススメします。油性のものは、ニオイが強烈でさらに処分するのに非常に手間がかかるからです。
例えば油性塗料は水では落ちず、事あるごとにペイントうすめ液が必要になります。

ワトコオイルには様々な色があります。
僕が使っているのはナチュラル、ミディアムウォルナット、ダークウォルナットの三色です。
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油性のものよりやや高価ですが、マンションで油性は死ねます。
・サンドペーパー

購入してきたばかりの木材には実は危険がいっぱいです。切断面の角が鋭角だったり、板の表面がささくれだっていたりすることもあります。
・用途は木材の角や荒れをなめらかに

このサンドペーパーを使えば、そのような木材の危険な角やささくれを滑らかにすることが出来ます。

○サンドペーパーの良いところ

マンションでたまにしかDIYをしないという場合であれば、手ごろな値段で購入でき、なにより騒音を気にする必要がないのが利点です。
△サンドペーパーの微妙なところ
手で作業するため大きな家具や広い面積の木材を使う時はかなりの重労働になります。
参考:サンダー…電気の力で圧倒的に楽に

サンダーという機械式のものを使えば作業は楽になりますが、マンションでは振動と重低音の騒音が気になるため導入するにはややハードルがあります。インパクトドライバーもそうですが、早朝と18時以降の夜間は使わないようにしています。


・サンドペーパーの種類
耐水ペーパー…水にぬれても平気でウェット研磨などで使いやすい。
紙・布やすり…乾いたままで使用する。耐水ペーパーより目詰まりしにくい。
・細かさ
#60、#120、#240、#400~#1000など、数字が大きくなるにつれて目が細かくなっている。木材であれば240番~400番くらいまでのものがあれば十分。
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僕は100均でみつけたものに装着してますが、しんどいです。これはこっちを使いたい。
○SPF定規

SPF定規は必須とまでは言えませんが、SPF材の企画にあわせた専用の定規なので、あると釘を打つ場所などがわかりやすく時間節約にもってこいです。
参考:SPF材って?

SPF材とは、ホームセンターなどで安価で手に入れることのできる2×4材などに用いられている木材です。
SPFのSはスプルース(Spruce:トウヒ)、Pはパイン(Pine:マツ類)、Fはファー(Fir:モミ類)など3種類の木の頭文字からそう呼ばれています。

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2×4材に合わせながらペンなどマーキングして使います。
○タッカー

布や薄い板の固定が便利に

イメージははさむ必要のないホッチキスで、布などを木材表面に打ち付けて固定したり、薄めの板や棒なども打ちつけることができます。
○良い点…目立たない場所での使用に向いている
ホッチキスで留めるのと同じようにすばやく簡単に固定ができ、布を使うハンドメイド作品にも相性がいいかもしれません。
△ダメな点…目立つ場所には使いづらい
ホッチキスで固定したような出来となるため、目立つところには使いにくく、見栄えを気にする場合は工夫が必要です。
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○ダボ錐&ダボマーカー&木工ダボ

ダボって何?
ダボ木とは上の写真のような円柱状の木片のことで、主な用途はダボ埋めとダボ継ぎになります。
ダボ埋めとは?

DIYをしていると木材同士をビス(ネジ)で固定することが多いですが、普通だと表面にビスがそのまま見えてしまい見栄えがよくありません。
ダボ埋め処理では、まずダボ錐(ダボビット)で木材にあらかじめ1cm程度の穴を開けた上で、その穴の中からネジを打って固定、最後にその穴をダボ木によって埋めてしまいます。
こうすることでネジが見えなくなり見栄えがよくなる効果があります。
ダボ継ぎとは?

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ダボ木を使うことで板や木材などをつなぎ合わせるテクニックです。ダイニングテーブルや勉強机などおおきな天板を使いたいけど、一枚板の天板は高くてなかなか手が出ない…。
そういうときに小さな板から大きな板を作ったり、釘を使わずに木材どうしをくっつけたりという使い方ができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は実際僕が使っていて、主にマンションでDIYを始めたいという方に向けた実践的なDIYの道具をご紹介しました。
今回簡単に使い方などにも触れましたが、ご紹介した道具を使ったテクニックなどもまた別の機会にご紹介できればと思います。
簡単ですが今回も何かのお役に立ちましたら幸いです(^^)