こんにちは、植物男子Kです。
今新型コロナ肺炎に対する不安が高まりを見せています。たくさんの情報が日々報道されており、予防のためのマスクや消毒薬が品薄になるなど生活の周りにも多くの影響がおこってきています。
今回は目の前の不安に対してどのように行動するかで、人生が変わってくるというお話です。
- どんな人にも不安はあるけど不安を前にした時の行動で人生は変わる
- 不安をコントロールできる人は成功するけど、不安にコントロールされる人は難しい
- 不安をチャンスに変える人は不安を研究し行動する
- 不安で困難に陥る人は、安易な方法で不安を遠ざける
- ⇒不安に流されず、不安をコントロールし、行動を起こそう
不安とは

不安というのは、「はっきりとした対象のない漠然とした恐れの感情」であり、「はっきりとした恐れの対象が存在する恐怖」とは区別されています。
どのような人にも不安という感情は備わっており、安全を脅かす可能性に前もって警戒のアラートを鳴らすことによって、自分を守る行動を促す働きがあります。
つまり一見ネガティブなイメージの不安という感情は、生きる為になくてはならないシステムなのです。
でも不安という感情の扱いは非常に厄介です。もし普段から何かに不安を感じている場合、ほとんどの人がその不安をなんとかしたい、遠ざけたいと思うのが普通ではないでしょうか。

不安を前にした時の行動で人生は変わる

この不安という感情に対してどのように行動するかによって、人の人生は大きく変わっていきます。
端的に言えば、不安を制御しコントロールできる人は人生が好転してくいく可能性が高くなり、不安に流されコントロールされてしまう人は、いろんな困難をうけてしまう可能性が高くなります。
不安をコントロールする人の行動とは?

不安に対しどのような対応をとるのかについて、以下のような事例から考えてみたいと思います。
- 将来に備える保険について
- 災害や病気の蔓延が起こった場合
- 不安を抑える薬との付き合い方
- 副業や投資について
不安をコントロールできる人は必要な保険だけに加入する

医療保険や生命保険といった保険に入っているという方も多いと思いますが、将来起こるかもしれない不測の事態に対応するために、保険という商品は多くの人にとって有用なシステムであることは間違いありません。
人生には共通して多くの不安が存在しており、先にも挙げた生命保険、医療保険など健康に対する不安に備える保険もあれば、学資保険や個人年金保険などお金に対する不安に備える保険など、数多くの保険が存在しています。
でも人生の様々な不安に対し、安易に保険で対応しようとするのは得策ではありません。
・保険は損なギャンブル
原則として保険は「ほとんど起こらないけれど、起こると自分の人生に大きな影響を及ぼす最悪な事態にコストを払って備える金融商品」です。
仮にほとんど起こらない最悪な状況が起こったとき、人生を破綻から守ることができるかもしれませんが、そのような不幸のギャンブルには出来ることなら当たりたくありませんよね。
しかもその保障のために少なくない保険料を払う必要があり、何でもかんでも保険で対処しようとすると、日々の暮らしがその保険料のために圧迫され苦しくなることになります。
保険を払うために日々の生活が苦しくなり、仕事のストレスや疲労が高まっているとなると元も子もありません。
もし健康や事故にそなえるのであれば、日頃から健康的な生活を心がけたいものですし、学資保険や老後の年金も、主には自分で貯められない人のために手数料をとって保険会社がためてくれるという性格が強いものです。
つまり自分で貯めるという強い意志があればそのような保険に頼る必要性はまったくありません。
・自分が対処できない最悪な状況を見極めて、必要最低限の保険にだけ加入する

病気になったとき薬や入院の費用などが必要になりますが、これに対しても安易に保険に入るべきと考えるのではなく、実際にかかる平均的な医療費や利用できる公的な制度について勉強した上で加入するかを検討するといいでしょう。

一般に最低限必要だと言われているのは以下の3つです。
・小さい子供がいる若い夫婦で、もし亡くなった場合奥さんや子供が路頭に迷う可能性のある家庭の掛け捨ての生命保険
・火災保険
・自動車保険を対人対物無制限。(ただし車両保険は必須ではない。)
不安をコントロールできる人はパニック時にぼったくり商品を購入しない
感染症の蔓延や原発の事故が起こったときに多くの人は不安を抱えるものです。しかし未知の状況に対しても不安にコントロールされる人とコントロールする人の対応は変わってきます。
不安にコントロールされる人は、とにかく不安を解消してくれる道具やサービスに飛びつきがちです。必要以上な量をぼったくり価格で購入させられた揚げ句、事態が鎮静化した際に自宅を埋め尽くす不安の残滓に、なんだったのだろうかと思うこともあるかもしれません。
残念ながらこの世界は、他人の不安を利用して儲けようとする輩が数多く存在しており、不安を制御できない人はそのような人の飯のタネとなってしまいます。
まずは未知を少しでも知ることに努めましょう。そのうえで無駄な金を払わずに対処する方法はないか?など賢い方法を探していきましょう。
マスクなども代用のものを自作することもできるようです。
参考サイト:「マスク不足」自作でひと工夫@JCASTトレッド様
当ブログでもコロナウイルスに関する知識ついてまとめているので参考になさってください。

不安をコントロールできる人は薬とも適切に付き合える。

精神科で働いていると不安を訴えて受診されるかたも多くおられます。
正常なレベルを超えた不安を病的不安といいますが、過剰すぎる不安や一般的には理解できない不安により、生活に障害が起こっている場合に不安障害と診断されることがあります。
薬物治療としては不安を抑える薬、つまり抗不安薬が推奨されることがありますが、これには副作用や依存などの問題が指摘されているものもあります。
もちろん病気レベルの不安に対し薬物治療を否定するつもりはありません。逆に薬物に対する否定的な感情を持たれている方もおられますが、必要時に正常な考え方や生活リズムを回復するために薬物治療は必要です。


不安をコントロールできる人は、副業や投資に挑戦するが詐欺に合わない

年金2000万円問題や働き方改革など、世の中は劇的に変化しつつあります。報道を見て不安を覚え投資や副業をはじめなければと思う方も増えています。
一般的に、人は変化を起こすことに心理的抵抗を示すもので、「行動しなければ成功することはできない。いい情報を聞いても動かない人がほとんどである」と多くの自己啓発本やYoutube動画でも語られることであり、勇気をだして行動しただけでも素晴らしいことです。
しかし人を騙す詐欺師もまた同じことを語っています。副業や投資において成功できる人は、第一に詐欺を見抜いて自分を守ることができる人と言えるでしょう。
資本主義のルールと現在の日本を取り巻く状況において投資をすることは必要なことだと考えます。しかし投資には多くの罠が存在するのも事実です。
詐欺に合わない為にはまずは勉強することが大切です。投資と投機の違いなど基本的なルールを理解し、自分が何をやっているのか、最悪を想定しどんな状況にも対応できる方法を日々学んでいく必要があります。
情報の検索リテラシーを身に着けよう

感情に流されず不安をコントロールするためには、正しい情報を探し学ぶ力も必要になります。情報を探すには本やネットが考えられますが、ネットの世界の情報には歪んでいる情報が多いのも覚えておく必要あります。
特定の企業が自社の製品や商品を売りたいがために、偏った情報を載せていることも多くみられます。情報の発信元がどのような存在で、何のために情報を発信しているのかを考える癖はつけておいた方がいいでしょう。
〇おすすめの書籍
初心者の方におススメのお金に関する書籍です。人気ランキングにもたびたびでているのでご存知の方もおおいかとおもいます。僕も投資を始めたころに初めて購入し勉強させていただきました。 お金に関する不安や気を付けたい社会の罠、投資初心者が学ぶべき事柄についてわかりやすく説明されています。社会人になったばかりという方やお金についてまだ勉強したことがないという方は是非一度読んでみてください
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〇おススメのサイト
最後に個人的におススメの情報サイトを紹介します。
両学長さんが運営されているリベラルアーツ大学というサイトでお金に関する情報を網羅的に発信されており、どのような人にとっても有益な情報を発信されています。ぜひ一度見に行ってみてくださいね。
まとめ:感情に流されず、不安を理解し対処しょう

今回は不安とどのように付き合うかについてお話してきました。不安をコントロールできれば、人生も自分の思うようにコントロールすることができるようなっていくはずです。
